ピサヌローク市街地の南部にある老舗のホテル。ナーン川の民を意味するホテルの名称そのものに、ナーン川岸の定期市まで徒歩2~3分という立地。ピサヌローク市内観光のメッカとされるマハタート寺院周辺へのアクセスは悪いものの、ピサヌロークの下町風情を堪能するには悪くないロケーション。かっては、ピサヌローク市内で上位に名を連ねる高級ホテルであったが、新規参入がこの20年余りで相次ぎ地位の低下は否めない。しかしながら、老舗ホテルのみが持つ格式をそのままに館内設備のアップデートは抜かりなく行っており、お買い得感は非常に高いと言える。
ピサヌロークを代表する老舗の大型ホテルのひとつで、旧市街地を南北に貫くBhorom-Trairokhanat通り沿いにあり。タイ有数のホテル激戦地区で長年積み重ねたのであろうサービスの質、客室調度のセンスの良さは賞賛すべきレベルにあり。コンクリートをふんだんに用いた重厚感あふれるホテルの外観・構造はタイの80年代における典型的な建築デザインそのものであり、どことなく懐かしい感じを抱かせる。老舗のホテルであるだけに館内は相応に老朽化しているのだが、客室内の設備については適宜現代風にリニューアルがなされている。ピサヌローク市内で最大の見どころとされるマハーラート寺院まで少々外れた立地のため街歩きにはさほど適さないが、ナーン川沿いに展開する夜市には徒歩で無理なくアクセスが可能である。ピサヌローク市内の幹線道路沿いの立地ではあるもののホテルの縦やそのものは広大な敷地の奥に佇んでおり、閑静な環境の中で快適に滞在できる。
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